※この記事は過去のブログで執筆した記事(2017/6/8)を一部加筆修正して掲載しています。筆者は2016年度第3回英検一次筆記試験通過も二次スピーキングで不合格の後に、2017年度第1回英検で合格しています。過去のブログは、そのスピーキング対策の過程でアウトプットのために使用していました。なお、記事内の賛成反対意見等の記述は、あくまで個人的な意見、または「二次試験で(仮に試験官に深掘りされたとしても)答えやすいか」の観点で記述したものです。これから英検1級を受験する方の参考になるかもしれないと思い、こちらのサイトでも不定期で公開してみます。
⑤Should the mandatory retirement system be abolished?(定年退職制度は廃止されるべきか)
超高齢社会の日本では特に考えなければならないトピック。例によって定年制のメリット・デメリットを考える。
メリット
・働き手の不足を緩和する(alleviate labor shortage)
・高い専門知識・技術(with expertise・high-skilled)を持った働き手を確保できる
・働くことで年配の人々が生きがい(reason to live/what they live for/sense of satisfaction/)を得られる
デメリット
・若者の雇用機会(job opportunities)を奪う
・会社全体の生産性(entire companies’ productivity)を低下させる
老人の生産性については、職種によって異なるだろう。医師や弁護士は高い専門知識が必要で、豊富な経験をもつベテランが重宝されるが、単純労働などでは若者に比べ生産性は劣る。労働力不足に関連して、外国人労働者の雇用も考えられる。これも両刃の剣で、労働力不足解消に貢献するとも言えるし、不景気で大量に失業者が出た場合、治安を脅かす危険もある。イエス/ノーどちらでも使える視点なので是非覚えておきたい。
⑥Which is better, part-time job or full time job?(アルバイトと正規雇用どちらが良いか)
例によってメリットを整理。(一方のデメリット=他方の対偶 よりデメリットは省略)
アルバイト
・短い期間で止められるので、色々な仕事を経験できる
・自分で働く時間を選べる
・異動や転勤がない(no job transfer)
正規雇用
・一般にアルバイトより収入が高い
・昇進制度(job promotion system)や退職金制度(retirement allowance system)がある
・福利厚生(welfare/benefits)が充実している
これはどちらでも述べられそう。年収に関して具体的な数値を調べておくと、正規雇用:480万、非正規雇用(アルバイト):170万 でかなりの差があることが分かる。ちなみに生涯年収だと8000万くらいの開きがある。
他にアルバイトに関連した派生トピックとして、
・will part-time job have negative effects on Japanese society?(日本社会にとってアルバイトは悪い影響を及ぼすか)
・Is part-time job beneficial to college students?(大学生にとってアルバイトは有益か)
などが考えられる。