2019年9月8日~2019年9月14日の1週間、岩手大学生中国訪問団の一員として中国(大連・長春・北京)を訪問し、現地の大学生との交流や各地の名所巡りをしてきた。

非常に充実した日程であったがゆえに全てを網羅することは難しいが、中でも印象に残った事柄を厳選3つ、ブログで紹介したい。

大連で親友との再会 | 9月8日

訪中で最初に訪れた都市は中国東北地方を代表する港町の大連。

そこでは、岩手大学に一年間交換留学した大連理工大学の友人、Allanと再会。

彼とは出会ってすぐに仲良くなり、東京旅行や岩手山登山など色々な経験を共にした。

研究室が偶然同じだったこともあり、大学でもプライベートでも日本人よりも一緒にいた気がする。

そんなこともあり、彼の地元で再会できたことはとても嬉しかった。

大連訪問の初日の夜に行われた歓迎会では、再会を記念した発表として、彼の十八番である「世界が終わるまでは…」という曲を2人でライブ。

Wang-Wang (望王) Duoとしての初ライブは無事に成功した。

ぶっつけ本番なこともあり、途中グダグダ伴奏になったけど、彼の歌唱力に助けられた。本当に良い声。

歓迎会の後に彼が案内してくれた、大連一の広さをもつ星海広場の華やかな夜景は、文字通り宇宙という海に漂う星群のようで、息を呑むほど美しかった。

彼は来年東京の大学院を受験する。

一年後に東京で再会できることを、星の海に願った。

…お気付きの通り、ポエミーにかっこつけました。

大連理工大学の学生起業支援 | 9月9日

ここからは少しアカデミックなトピック。

2日目には大連理工大学を訪問し、キャンパスツアーに参加した。

図書館や化学系の実験室などいろんな場所を見学したが、一番印象に残っているのは、「大連理工大学創新創業学院」という起業支援施設だ。

ここは、学校での質の高いイノベーションと起業家精神を養うための拠点であり、学生はこの施設からサポートを受けて「会社」を設立し、事業を企画・実装・運営する。

実際に見学した会社では、ドローン制御技術・自動運転・自動化などについて、研究開発・製品化をする会社があり、先端情報技術の実用的応用を事業としている会社が多い印象。

実は岩手大学にも、大学に仮想的な会社(未登記)を設立して学生起業を支援する「学内カンパニー」という取り組みがあるのだが、創新創業学院では本物の会社の起業支援という点において、より実践的なサポートを行なっていた。

さすが理工系の大学ということもあり、技術力に関しても、岩手大に比べて数枚上手という印象を受けた。

岩手大学の公式アプリを開発する情報系の学内カンパニーに所属する僕としては、創新創業学院の存在に大きな刺激を頂いた。

清華大学生のテクノロジー親和性 | 9月12日

最後の訪中都市の北京では、中国トップ大学の清華大学を訪問した。

学生交流で文学部の学生に研究テーマについて聞いてみたところ、「日中古典文学の自然言語処理(人間が日常的に使っている自然言語をコンピュータに処理させる一連の技術。人工知能と言語学の一分野)による分析比較」という答えが返ってきて驚いた。

清華大学は総合大学ながら理工系が強いことで有名ではあるが、それでも文学部生が専攻分野のみに縛られず、時には人工知能という全く異なる分野の講義も受講しながら柔軟に学際的研究を行える環境は、非常に現代的だと感じた。

THE世界大学ランキング2019で初のアジア首位に輝き、特に「研究力」の分野でイェール大学やMITなどを上回る6位のスコアを獲得した清華大学。

その躍進の源泉は、学生のテクノロジー親和性と分野横断的な研究を支援する大学環境にあるのかも知れない。

岩手大学はもとより、日本の大学も見習う点が多くあると痛感した。

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